インドのサイクルリクシャーからの眺め
撮影場所:バラナシ、インド
バラナシのサイクルリクシャーの値段は元々安い。
だけど世界中のバックパッカーから値切られまくってる。
その理由をオールドバックパッカーが言ってた。
「バックパッカーは普通デリーかコルカタから入国するんだけど、来たばかりの人はインドショックの内にさんざんだまされて、ボラれて、心が折れそうになる。次ぎにくるのがバラナシなんだけど、バラナシにたどり着いたバックパッカーはリベンジとばかり値段交渉に負けまいと必死なる」
そう聞いていたので多めにあげるようにしていた。
「How much?」 と聞いて
「100ルピー」 って言われたら
本当は30ぐらいが適正かなと思っても50ルピーで手を打つ具合。
差額の20ルピーは彼にとってどれほど嬉しいか。
その20ルピーでどれほど気持ちよくサービスしてくれることか。
その20ルピーとはたったの60円。
若いバックパッカーよ、安い金額をあまり値切ってはいけない。
君にとっては買った負けたの問題だけど、インド人には切実な問題なのだから。
高いお金をだまされないようにだけ気をつけよう。