ダライ・ラマ14世と大勢のチベット僧による読経
撮影場所:ダラムサラ、インド北部
ダラムサラ。
チベットから亡命してきたチベット人が暮らす街。
僕はここで、「生きた仏教」を初めて見た。
重低音の読経からは、仏陀が説いた仏教の解釈を曲げることなく自国のスタイルに昇華させているという自負心が感じられた。
現在に息づく仏教の理想的な姿を見て喜びに心が震えた。
同じアジアの仏教国の者として心がスカッとした。
と思ったら、やたらと熱心な白人男性もいた。
チベット‥‥、こんなにも高い精神性が今、隣の国で滅びゆこうとしている。
それは絶対にあってはならないことです。